日本女性の北欧暮らしイメージが日本的(フィールドノート2026Jan05)
見るといつも、かなり激しめの違和感を感じる。
理由は、身体をはじめ、現実の輪郭を消そうとしているように見えるから、かな。
日本の都会の生活は大変に慌ただしいことが多く、それは、何しろ、仕事を忙しくして私生活をなおざりにするのが美徳だし、仕方ない。NYのように、死ぬほど働く仕事でのサクセスへの憧れの結果、である感じはしないし、実際30年間給与水準がアップしていないが、忙しいのは確実。
北欧の寒い冬には、そういう訳にはなかなかいかないし、丁寧にもなるし、スローダウンもするし、そういう何かの象徴、的な何か、への憧れ、なんだろう。
なんだけれど、のぺーっとしている。つまり、メリハリを失っている。
丁寧とは何か、立ち止まって考えたくなる。
ファッションもそう。
おばあちゃんなのに保育園児的なデザインに加えて、「体型カバー」という、いかにも日本的発想で、メリハリもぬけも、何にもない。
一番、苦手に思うのは、ワイドパンツというやつ。
床を引きずるような、ふっとい、上から下まで一直線のパンツを履き、上もぶかっとしたシャツ的な何かを着ているので、肩から下までほとんど一直線。インドのサリーとか中東系とかの、1枚布風のような軽さのない、北欧的ウール素材や厚いコットンなので、抜け感は全くなく、せめて厚いウールと軽いコットンの質感の差を出せばと思うが、そういうのはどうでもいいみたい。
身長に頓着しないのは素敵だと思うんだけれど、日本では小さいことは良いことだから、なら、悲しい。
色も、良くて紺で、全体的に茶色系。シルエットもあって、全体が丸太的になっている。
マニッシュって、いかにも女性的なのが男性的着こなしの下に透けて見える、のが見せどころなはず、なんだけれど、彼女たちには、「体型カバー」のために女性的な身体の線を一切意識しなくていい楽、な洋服やスタイルがマニッシュ、らしい。
そういう、バギークローズは、クイア女性のシンボル的格好でもあるんだけれ
ど。
しかし、いかにもアイロンをきちんと当てた、コットン100パーセントでもないパンツやトップスに、さらにパリッとアイロンの効いたウールのスカーフを首から垂らして、「リラックスした感じ」と言われても、私にはあべこべにしか思えないんだけれど。
まぁ、好きでやっているんだし、ね。好きなスタイルを貫くのは素敵なことだ。そもそもスタイルというのが何か、には、立ち止まった方がいいかもしれないけれど。
と、おネエの辛口ファッションチェック的にならないよう、気を使うアタシ、である。多くの人は、ファッションの話に到達する前の二段楽で、読むこと自体から脱落するだろう、しさ。
やれやれ。
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