精神科医益田裕介さんは女性の味方か(フィールドノート2026Jan03)

結論は、ちがう、です。

このことがずっと気になっていた。彼が、自分には女性の視聴者が多く、男性から身びいきだとクレイムされがちだ、とまで言っていた。

しかし、である。

問題だと思うのは、女性蔑視的な発言が、マイクロアグレッションのように現れている点。つまり、マイクロアグレッションのように、ちょっとずつ漏れている。加えて、そうであるのにもかかわらず、それが、女性の能力を否定するやり方そのもの、になっている。

例えば、夜、男性を相手にする女性特有の仕事の難しさや、彼女たちをどう救えるか、を語りながら、しかし、そういう仕事は所詮酔っ払いの相手だから大した会話能力など必要ない、などと言ったりする。しかも、働く会話能力を自負し、プライドを持って働く女性たちに対するコメント、として。

多分、そういう能力を発揮されて飲む場にいたことがないか、彼が酔っ払ってしまっていた、のではないかなぁ。正直、そういうところでのそつない会話と、大学の取り締まり系とのネゴシエーションは、やり方は一緒、である。私が女性だったから、ではない。むしろ、そういうコミュニケーションの性別差も私の研究対象だし、夜職も教授も、女も男も両方やってみても、トータルでは同じ。

マイクロアグレッションというのは、一番、人の精神的健康を蝕む。

加えて、発話の構成が、相手を支配する際に使うテクニックと、やり方としては同じになっている。英語なら、そのやり方は、ガスライティングと呼ばれる。

なお、私は先日、ある研究者に、夜の仕事のような「色恋テクニック」を他のコミュニケーションスキルと変わらないと言うことは、その高等技術を過小評価することになるのでは、と言われて、「逆だ」と答えた。

そういう言い方が、なぜ蔑視的かは、図地関係を意識して考えるとよいと思う。ということで、それについては、また別に書きますね。

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